早いもので住み始めてから半年が経ちました。
というわけでBESS恒例の半年点検。監督さんがいろいろとチェックしてくれました。
ログハウスの点検といえば、なんといっても「セトリング」。
乾燥によるログ材の収縮と丸太そのものの重さにより、ログ壁が下がってくる現象です。
詳しくはBESSのサイトを。
幕板を外すと、セトリング対策用のボルトが現れます。
このボルトで、屋根と2階床面を支えているとのこと。
外壁のセトリングに応じて、ボルトを調節します。
ボルトの数はモデルによって異なり、カラマスでは4箇所、わが「カクタス」では2箇所だそうです。
ここに荷重がかかるとのことで、めちゃでかいスパナでとても大変そうでした。
半年で約1.5センチ沈んでいました。
1枚目の写真と比べて、幕板が下がっているのわかりますか?
ただでさえ、標準モデルよりもログが一段分少ない特別モデルなのに、
セトリングで天井が下がったらどうなんだろうと建築中は不安でしたが、
実際に半年暮らしてみて天井の低さが気になったことはありません(笑)。
今回ボルトの調整で名実共に1.5センチ低くなったわけですが、ほとんど気になりません。
よかった。
ちなみに、南側・西側の壁の方が日当りが良いのでセトリングも早いそうです。
それから、木材のゆがみ等で不具合の出ていたドアも調整してもらい、
軒下の隙間から蜂が入り込むことは無いということや、ログとログの間には万一火災が起きたときに膨張して空気を遮断するナニガシが入っていることなんかを教えてもらい、
ついでにロフトに物干用のポールを付けてもらっちゃいました。
監督さんありがとうございます。